随筆・ザの人

嵐天山如(あらしのちからやまのごとし)

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この随筆は、新しい「ザの人」にて絶賛新連載中です。
随筆の続きはこちら

10/02/06(Sat)

Ceri

ctime: 10/02/06(Sat) 10:17
拡散する貴方の情と収束する私の熱。
その、バランスが上手く取れない。
「あれ?美柑、まだ図書館に居たの?」
リトはもう食事に行ったよ、すれ違ったもんと呼び出されていた校長の用件を終えて荷物を取りに帰ってきた嵐山が尋ねた。問われた相手の黒髪の少女は羊皮紙の一巻きから顔も上げずに返事をする。
「ええ、知っているわ。私、もう少し課題を進めておきたかったから先に行って場所を取っておいてって言ったの」
その彼女の答えに嵐山は少なからず呆れたようであった。
「相変わらず頑張りますね」
言いながら嵐山は手早く自分の持ち物を纏める。
「じゃ、失礼します」
「ええ」
やっと顔を上げて微笑むと、茶髪の青年は足取りも軽く走り去ってしまった。
見送って、なんとか張り付けていた笑顔を消し、溜息をつく。
―――リトとは。
―――ちょっと前にまた喧嘩しちゃったところ。
辛うじてそれだけの単語を唇に乗せたけれども、音にする処までの覇気はなかった。
*:*:*:*
『だから、なんで怒ってるんだよ美柑!訳分かんないよ!!』
『怒ってなんかいないわよ、勘繰りすぎ!』
『だったらなんでそんなにぶうたれてんだよ』
『素顔です。悪かったわね可愛くなくて』
『うっわ、マジかわいくねー…。』

10/01/01(Fri)

Category:THE不毛

Snowman2

ctime: 10/01/01(Fri) 1:23
学校に着いた美柑は、校庭に降り積もった雪──
「わぁっ…! こんなに積もったよ!!」
一面の銀世界を一目見るなり、顔をパアッと輝かせ、嬉しそうに声をあげた。
「昨日は一晩中、降り続いていましたものね」
入口の所で美柑に会った嵐山も、にっこりと微笑みつつ、美柑の言葉に頷く。
美柑達だけではない。今日、登校している生徒は皆、『おはよう』と言う言葉の他に、『雪、たくさん積もったねー』と言う言葉も一緒に挨拶に加わっている。
みんな、嬉しそうな表情で…。
昨日、夕方頃から降り始めた雪は、夜になっても止む様子は看せず、朝には晴れたものの一晩中、降り続いたのだ。
おかげで街は積もった雪で、真っ白の銀世界。子供達は大はしゃぎで雪の上を走り回る始末。
美柑も今日はさすがにローラーブレードは履かずにウキウキと、まだ誰も踏んでいない雪の上を歩いて登校してきたのである。
寒さのため白くなる息も気にせずに、小さな声で歌も口ずさみながら…。
雪は、子供達にとっては絶好の遊び道具。
──そして、ラッキーなことに、美柑のクラスの一時間目は体育の授業。よって必然的?に一番乗り!で、美柑のクラスは校庭での雪遊びに突入することが出来た。
「あんまり、はしゃぐなよー」
先生の一言を合図に、生徒達は、わっと校庭に元気よく駆け出した。我先に飛び出し、積もった雪をかき集め、他の生徒に投げつける者。
ぶつけられた者は、お返しにと、ぶつけた者に投げ返して…それを発端に雪合戦が始まるグループもあり、早くも校庭の一角は、
そんな雪玉が飛び交う合戦の場となった。
「嵐山、雪だるま、作ろっか」
…が、美柑は雪合戦には参加せず、一緒にいた嵐山に、そうニコリと声をかけた。
「ええ」
嵐山もニッコリと微笑んで、美柑の誘いに応じる。体を動かすことが好きな美柑だから、雪合戦も嫌いなわけではない。

09/11/28(Sat)

Scar

ctime: 09/11/28(Sat) 10:18
兄と妹が結ばれた日。
「お前を傷付けたくないんだ」
「私は……後悔しないわ」
日付が変わる真夜中のリビングでリトを見かけた。
暫くソファーに座っていたかと思っていたらおもむろに立ち上がり、玄関の方へ向かって行く。
こんな夜中に何処に行くのだろう?止めた方が良いのか迷った美柑だったが、自身が有する好奇心に負けて、リトの後をついて行く事にした。
きっとリトは最初から知っていたのだと思う。
後ろからついてくる美柑に声を掛ける事もなく好きにさせていたようだ。
今のリトにとって自分の人生を取り巻く全てのものが、どうでも良い事に思えていたから。
今更咎められた所で何なのだ?
なんて自暴自棄めいたものが茶髪の少年の中に芽生えていたとしても誰も責められないであろう。
一時足りとも安らぎの無い人生。
そんな過酷な運命を何故リトに与えたのだろうか――――
リトはとある部屋の前で立ち止まり中ににするりと滑り込む。
そこは美柑も知らない、長い間使われていない部屋のようだ。
後を追うべきか?
――――ここまで付いて来ておいて、今更何なのだろう。
辺りに注意を払いもせず、この部屋の所在を明らかにしているリトはまるで自分に付いて来いと言っているように思えたのだ。
意を決した美柑がドアのノブを回せば、ぎぃっとドアが軋む音を立てて、中にいる人物に来訪者を告げた。
しんと静まり返った静寂を引き裂くかの様な音に美柑は思わず身を竦める。
そして恐る恐る中を覗き込みながら遠慮がちに声を掛けた。

09/09/19(Sat)

Category:THE不毛

かぼちゃのお化け。

ctime: 09/09/19(Sat) 8:43
今日は、ハロウィン。
子供たちが仮装をし、お菓子をくれないと暴れるぞー!」的な事を言って、家を訪問して回るお祭り。
元は外国のお祭りだけど、最近では日本にもなじみの深いものになってきた。
カボチャやお化けのお菓子、玩具、アクセサリーなどが目立つ様になってきた。
それは、この彩南町にとっても同じ。ショー・ウィンドウには、大きな南瓜が飾られてあったり賑やかな音楽が流れていたりと、
他の処より町全体が一層ざわめいているように感じるのは、決して気のせいではないだろう。
学校でも、この日は仮装パーティなどを行っている処が多く……。
この、彩南小学校でも。
「素晴らしいですわ!!」
嬉しそうに張り上げる声が教室内に響き渡る。
「そ、そうかな」
賞賛の言葉を浴びた少女は、照れた様な笑みを顔に浮かべて困り顔。
行事が多いことで有名な彩南町では、この日は商店街等に大きなカボチャが飾ってあったり、特に玩具売り場ではお化けの衣装が飾ってあったりと…他の町よりもハロウィンのお祭りが色濃く出ている。
それは、行事の多い彩南中学校でも同じ事。
文化祭を間近に控えているのに、この日は学校を上げての仮装パーティが開かれている。
嵐山が見立てた衣装を着てみせて、教室の一角に設けられた着替えの控え室から出てきた美柑は、少し顔を赤らめる。
「可愛い………」
が、嵐山は、そんな美柑の言葉など耳に届いていない様で…うっとりとした顔つきで目の前の美柑に見取れている。
赤いワンピースを見につけ、頭には赤い頭巾を被り、手には買い物篭を抱えている その姿は…そう、『赤ずきん』の衣装である。
しかし、ワンピースには可愛らしいフリルが付いていたりと、その辺りは嵐山らしい飾り付けがなされてあったが。
「本当はお姫様のような衣装を…とも考えたのですが、やはりハロウィンですし。仮装パーティらしく、童話から責めてみました。でも、本当に美柑は何を着ても可愛くて…」

09/01/02(Fri)

Category:THE不毛

空タカスwww

ctime: 09/01/02(Fri) 12:32
学校の屋上で。
「うわあ…」
空を見上げながら、美柑は呟く。
「空が高い…」
放課後。委員会が今日は休みだと聞かされた美柑はその足でそのまま屋上へと向かった。
理由は特にない。
今日は婚約者・嵐山とのデートも無いのでそんなに急いで帰る必要はない。クラスメートはそれぞれの事情で今、この場にはいない。
じゃあ今日は1人で、と思って歩いていた廊下で、ふと見上げた窓の外。空が青いなぁと思って何となく屋上へと続く階段を登ったのだ。
重い扉を開けると、強い突風が自分に向かって吹き付けて来た。美柑は思わず眼を閉じて、次に開けたときその瞳に飛び込んできたのは、青い空。
美柑は空を見上げながら、ゆっくりと足を進めた。
「空が、高い…」
屋上の真中位で足を止め瞳に空を映したまま呟く。雲1つない快晴の青空。今までにも晴れていた日はあったが、何だか今日はいつもよりも空が青く輝いて看える。
それに、いつもよりも空が高い様な気がする。美柑は、すっと空に向かって手を伸ばした。
──ほらね。気のせいじゃない。こうやっても手が届かない。当たり前だけど、以前は──もっと。
「あれ?」
太陽の光が目に入り、眩しさのため手の平を目の上に翳した美柑は上空に首を大きく傾げていた所為もあるが、バランスを崩して後方に転びそうになってしまった。
しかし、倒れた美柑の身体は柔らかな感触によって受け止められた。
「何やってるんだ?」
「リト!?」
上から聞こえてきた声に、見上げた顔はそのままに美柑は目線を後ろへと流した。瞳に映った自分を見下している人物の顔に、美柑は驚いてその人物の名を口に出す。
「なんで…」

08/12/21(Sun)

A HAPPY CHRISTMAS

ctime: 08/12/21(Sun) 1:48
クリスマス当日。
陽も沈みかけ、暗くなってきた街の通りに色鮮やかなイルミネーションが灯される。その光を瞳に映した美柑は、ふと上方を見上げる。
そこには、建物や木などに飾られてある赤や青や黄色、緑や紫など色取々のランプが目に飛び込んでくる。
そして道行く様々なお店からは『ジングルベル』など、沢山のクリスマスの曲が流れてきて、街全体がクリスマス一色で賑わっていた。
しかし、対照的に美柑の表情は暗い。今日という日を一緒に過ごす最愛の兄がいない。
少女は再び白く吐く息を手に吹きかけ、両手で擦り合わせた。…今日は何だか凄く寒い。時刻が時刻だからかも分からないが、しかし夕刻からどんどん気温が下がって来ている様だ。
まるで雪でも降るかの様に。
「あ…」
と、少女の目の前に舞った、白いもの。手を翳すと、小さな氷の結晶は、すぐに水の粒となって少女の手の中で元の『姿』を崩した。
(雪…)
空を見上げると、白くて小さな雪の結晶が目に飛び込み、乾いた地面に、静かに舞い堕ちていく。
(ホワイト・クリスマス、か…)
少女は小さな笑みを浮かべてポツリ、と心の中で小さく呟いた。
「………」
ところが、その微笑みは淋しさを伴なっており、すぐに俯いた顔から消え失せてしまう。少女の胸の中に次第に生まれたのは、小さな苛立ち。
(約束したのに)
確かに学校のクリスマス・パーティーも大事だろうけど、ずっと前から、この日を楽しみにしていたのだ。
「リトのバカ!!」
少女は目の前の家に向かって大きな声で叫んだ。
「誰がバカだって?」
(──え?)

08/11/15(Sat)

Category:その他

最後の刻……。

ctime: 08/11/15(Sat) 16:05
いよいよザ掲示板が大団円を迎える刻がやってきました。

4年半もの間、お世話になった掲示板が、終りの時を迎えます。
他の人達の様に、私は円板やKAKURI病棟に行く事は無いでしょう。

そう、例え終了しても私はザビビを裏切ったりはしません。

私まで他の掲示板に靡いてしまっては余りにザ掲示板が気の毒ですから。


なので閉鎖と同時に
もう逢う事は多分無いと思います。


今まで本当にありがとうございました。

08/11/14(Fri)

自由詩

ctime: 08/11/14(Fri) 23:45
最近 女の子を妊娠させる行為が素晴らしいと思える様になりました。私と女の子達との愛の証ですからね。

1年の終りから8日目、クリスマスイヴ。1年で唯一、総ての人が倖せになれる日―――
そんな日に、結城家の長女・美柑は手元を動かし、何やら一生懸命やっている様子である。編み物の様だ。渡す相手は嵐山か。それとも……。
彼女はカップを口元に運び、コク…と甘い香りのする紅茶を口に含んだ。外は木枯らしが吹き付けていて寒いけれど部屋の中は暖かな雰囲気に包まれていてる。
──クリスマスイヴは、そこまで来ている。
「あ!リト!」
雪が舞い、まさしく『ホワイト・クリスマス』となったクリスマスイヴ。約束していた待ち合わせの場所に自分の探し人の姿を見つけた美柑は、元気良く兄の元に駆け出した。
「美柑!?」
自分の名を呼ぶ声に振り返ったリトは、ふわりと自分の元に舞い降りて来た天使に驚いた表情をしながらも、手を翳し優しく美柑の身体を受け止める。
「誰かに看られたら──」
「大丈夫だよ。ちゃんと周りに人がいないことを確認したから」
兄妹としての遠慮があるのだろうか。リトは少しハラハラしている。小声で注意を促す兄とは対照的に、美柑はニコッと微笑みかける。
「──っ…」
向けられた笑顔にリトは思わず閉口してしまい、続きが告げられず、
「き、気をつけろよ」と、やっと口に出したのは、ぶっきらぼうに短縮された言葉であった。
「うん」
美柑はくすくすと笑って、了承の意を返した。
「あの、リト、これ…」
待ち合わせた場所は近所の公園。そこから目的地に行こうと歩き出したリトを美柑が名前を呼びかけ引き止める。
「なんだ?」

08/11/09(Sun)

移転しました。

ctime: 08/11/09(Sun) 0:21
実は昨日の内に済ませてあります。


移転先は以下の通りです。

http://24252.l-3-l.me/

自分的には文字が見やすくなって好印象です。


それでは短めですが
この辺りで失礼致します。

08/11/08(Sat)

Category:THE不毛

ガイドポスト

ctime: 08/11/08(Sat) 13:24
風が強いです。ペールブルーの雲、木枯し……冬も近いですね。

「凄いね。いくつあるんだろう」
広大な平原に伸びる一本の道を、1台のJAGUARが走っていた。
建物は一切なく、本来ならばそこは見晴らしの良い景色の筈だった。しかし道にはあらゆる道路標識と看板が聳え立ち、目の前の視界を遮っていた。
「こんなにあると、どれが何だか理解らないですね」
何処までも続く看板の群れに、嵐山は呆れる様に呟いた。
「車線減少、動物飛び出し注意。鹿と馬と牛と…山羊?」
「なんか手当たり次第ですね」
「あ、嵐山。さっき面白い看板あったよ」
「もう看えないです」
道路標識や看板は、まるで高めのガードレールの様に続いてる。やがてコンクリートの舗装道路の先に横一文字の白線が看えて来た。
「嵐山、減速減速」
「大丈夫ですよ」
嵐山はそのまま、スピードを緩めず直進する。美柑は慌てて
「ちょ、ちょっと。止まれって標識が…」
といいかけて、それ以上いうのをやめた。
白線と共に遠ざかっていく道路に描かれていたのは『止まれ』ではなく『止まれん』だった。美柑はしばらく唖然として、ようやく理解した。
「嵐山、これって…」
「そう、ほとんど従来の物ではありません。道路標識に似てるけど、微妙にみんな異なるのです」
嵐山は美柑の問いかけに頷いた。確かによく見ると標識の形をして描かれている言葉はみんな違っていた。美柑は顔を顰めた様な声で言う。

08/11/03(Mon)

GLADDEST

ctime: 08/11/03(Mon) 11:52
あちこちにクリスマスツリーが目立つ様になりました。もうそんな季節なんですね。

今年もこの季節がやって来た。ふわりと、柔らかな感触が首元を包み込む。
「メリー・クリスマス」
美柑の、はにかんだ笑顔が視界に映る。
「…ありがとう」
少し驚いた表情から、こちらも少々赤く頬を染めた微笑を零しお礼を述べると、リトはそっと自分の首に巻かれた青翠色のマフラーに手を当ててみた。
とても柔らかで暖かな肌触りである。
「え、えと、ごめんね。またマフラーで。本当は今年は手袋を編んでたんだけど…その、上手く5本の指が作れなくて、間に合わなくなっちゃって……。だから買った物なんだけど。
でもね、それ触った時に凄く柔らかくて、それに感触も心地良くて、これ良いなぁって気に入っちゃったの。だから、リトにも看せたくて……」
美柑のセリフの最後の方は、誤って自分の指にサイズを合わせてしまい 今日までに間に合わせられなかった事を悔やんでいるのか、段々と声が小さくなっていく。
「ううん」
その言葉を途中で遮り、マフラーをしっかりと自分の首に巻き直したリトは、優しい眼差しを美柑に向け、再びお礼を口にした。
「凄い嬉しい。ありがとう」
リトがそう述べると美柑の顔にパッと明るい笑みが戻る。
「あ、あんたにしては素直じゃん。でも良かった……。手袋は来年挑戦してみる」
安堵の笑顔を看せた後は勢い良く来年への決意。しかし美柑は次の瞬間ハッとする。腕に力を入れた所為で自分が抱しめているものが潰れなかったかと、美柑は慌てて目線を堕とした。
美柑の腕の中にあるのは、首に赤いリボンを巻きつけた、大きなクマの縫い包み。リトにマフラーをあげるより先に、彼からクリスマスプレゼントとして貰った物だ。
美柑はそのぬいぐるみを暫くの間、心配そうに抱え上げて見つめるが、どうやら大丈夫だった様で、「良かった」と小声で零した後、ギュッと大事そうに抱き締める。そんな様子を穏やかな表情で見守っていたリトは、こちらも安心した様に「良かった…」と呟きを漏らした。
「え…?」
その声が耳に届いた美柑は、不思議そうな表情で、リトの方へと顔を向ける。

08/10/31(Fri)

Category:THE不毛

兄と妹は一線を越える

ctime: 08/10/31(Fri) 23:17
正直に言いましょう。どんなに頑張っても、ララと春菜がリトと結ばれる事はありません。
セックスの素晴らしさが理解出来ない気の毒な子供の為に控えてありますが
第122話でリトと美柑の間にスキンシップとも取れる表現があったでしょう。そう…既に2人はラヴラヴなのです。

厳しい事を言うかも分かりませんが、春菜達が頑張っている間にもリトと美柑は着実に愛を育んでいます。
ララがいない時は、リトと美柑は2人きり。夕食を済ませて暫く寛いだ後、美柑が顔を赤らめながら
美「ねえ、リト。一緒にお風呂に入らない?」
と実の兄を誘惑する所から2人の関係は始まります。
リ「ああ、いいよ/////」
リトが了承すると、隙あらば全身を犯してしまおうと考えてしまう様なDキスを交わした後、
お互い生まれたままの姿になってお風呂へ直行するでしょう。
そこでリトは美柑の発達途上の胸を、美柑は既に感じて大きくなってしまったリトのモノをそれぞれ愛撫します。
お互いイク3歩手前位になった所で、「続きはベッドで」と言う暗黙の了解を経て、今度こそお互いの身体を綺麗に洗います。
本来ならシャワーを浴びてスッキリする筈なのに2人共息が荒いですね。
しかし!ここで問題が発生します。
美柑にちんちんを上下にずらされて感じながら、リトが彼女の髪をバスタオルで拭いている時の事です。
リ「あ!!!ヤバい!!」
突然の大声に美柑も驚きます。
美「どうしたの?」
兄の表情は若干青褪めています。一体どうしたと言うのでしょう。
リ「コンドーム買いそびれた。もうストックが無いのに……」

08/10/25(Sat)

相思相愛

ctime: 08/10/25(Sat) 13:12
少年漫画糧の人達曰く To LOVEる が嫌いになったのはリトの所為らしいですが、勘違いも良い所です。
元々好きになる資格すら無かった自分を棚に上げて人に罪を擦り付ける等、人の道に反していますね。

車が通り過ぎる音。人の声。秋風と木枯しが奏でる旋律。
そんな喧噪でリトはふと夢から醒めた。ゆっくりと瞬きを繰り返すと、目覚める直前に見た夢に涙が滑り堕ちていくのを感じる。
どんなものだったかは思い出せないのに胸が締め付けられる。切ない想いだけがしっかりと残っていた。
溜息を吐いて頬を拭おうとしたその時。リトは現在置かれている状況の異常さを知る。
「あれ?何で俺、何も着てないんだろ…?」
声に出して呟いて、真上を向いたまま凍り付く。恐くて横を向く事が出来ない。隣に誰かが寝ているらしい事に気付いてしまったからだ。
肌に直接肌が触れる感触。つまり隣にいる人も何も着ていないと言う事である。それは即ち事後を指す。自分の部屋で、自分のベッドで、と言う事は自分が誰かを連れ込んだのだろうか。しかしリトには全く記憶にない。
「う…ん…」
隣で眠る人が漏らした声に、リトは聞き覚えがあった。
まさかと思いながら恐る恐る視線を隣に向けると。そこには予想通りの人の姿。
実の妹である美柑が、気持ちよさそうに寝息を立てて眠っていた。
リ「〜〜〜〜っ!!!//////」
リトは声にならない悲鳴を上げてベッドから跳ね起きた。
目が醒めたら知らない部屋で隣に知らない女の子が眠っていたと言うのは割りと良くある話である。
しかし、目が醒めたら自分の部屋で隣によく知っている妹が眠っていた、なんて。──あって良い話なのか?
美「なんで美柑が?!しかも裸で……!?まさか、いや、まずは親父と母さんに謝った方がいいのか?」
混乱状態の頭は正常に働いていない。それどころか、下腹部がズキズキと痛み出す始末。
リ「腰とあそこが痛えーし、やっぱり中出しまで行ったよな。って事はまさか?!」

08/10/18(Sat)

言葉にしなきゃ伝わらない

ctime: 08/10/18(Sat) 12:20
以前……私が漫画糧を統一する以前から言ってきた「想いを伝えるのは言葉ではなく想いである」をちょっと覆してみましょうか。

暑い季節から涼しい季節に変わりしばらく経った頃、金色の闇(以下、ヤミ)と美柑は嵐山と共に欧州某国に旅行に来ていた。
しかし……なんて色の多い国だろうか。水の色でさえピンクになる。街行く人々の服装も賑やかだ。1人10色は身に着けているかも分からない。
それがこの国のルールだとしたらちょっと住みにくい。普段、何事にも動じない少女2人もこの国の特色に圧倒されていた。
「すご〜い……ヤミさん、赤い城壁なんて看た事ある?」
美柑は子供の様な無垢な表情でヤミに尋ねた。
「いいえ、ありません」
ヤミは冷静に返している素振りを見せたが、驚きは隠せない。
城壁だけではない、桃色の川、青い屋根、今2人が立っている道に敷かれたレンガはオレンジ色をしていた。
「黒一色の服は私だけですね」
確かにそうだ。しかし服はともかく、ヤミの髪の色はこの国で1番綺麗で優しい色をしている。ただ……、そう思って美柑は空を見上げた。
空の色だけはこの国の人達でも変える事は不可能。遠く高く聡明な色をしたこの空の色を人間は今までどれだけ表現しようと努力してきた事だろう。
しかし実際に本当の空の色を描けた者はきっといない。だって空の色は毎日毎日変わるからね。とにかくじっとしていても始まらない。
今日は1足早くホテルに着いている嵐山と合流しよう。あまり眼に良いとは思えないから。
美柑がそう思っていると隣にいたヤミが話しかけてきた。
「結城リトは確か修学旅行中でしたよね。もしかしたらこの国に来ているかも知れません」
「最近ヤミさんの口からしょっちゅうリトの名前が出るよね」
「……そうですか?」
「うん。昨日も同じ様な事言っていたし」
「……彼は私の標的ですから。噂をしていれば会える……何の根拠もありませんが、それに縋ってみるのも悪くないと思っただけです」

08/10/17(Fri)

あなたの世界

ctime: 08/10/17(Fri) 12:48

基本的に私は真実しか言いません。だから言いましょう。

すっと息を吸って、金色の闇(以下、イヴ)は歌い出した。高く澄んだ音で奏でる歌は願いを願う歌だった。
歌のリズムに合わせて身体を軽く揺らす。時々、声を掴む様な仕草をしてみたり、両手を空に伸ばして空をつかみたいという願いを、叶えてみたり。
貴方の傍にと歌ったときは、自分の胸にぎゅっと、握りしめた拳を当てたりした。
それを見ていた嵐山はただぼんやりと呼吸をする事しか出来なかった。
復活した初代デビルーク王の暴走を止めるべく、捨て身の攻撃で王を始末した代償として相当の深手を負った。
深手とは言え命に別状は無い。だからこそ酷い痛みを嵐山に与え続けた。生きる事は痛みを感じ続ける事。
傷の手当てはその場に居合わせたイヴがしてくれたらしい。いつもながら彼女の思考は読めない。気紛れなのか、それとも同情か。
(彼女は、運命の女神なのか)
嵐山は熱に浮かされながら額に触れる冷たいイヴの指先を感じていた。
(運命を司るのは、あの者だけではないが………)
刺された傷口が熱い。そこだけ異常に熱を持っているのが理解る。火傷の様でそれとはまた違う熱である。
嵐山は咽のひどい渇きに水を飲みたいと強く思いそのまま眠りについた。
冷たい指先がそっと嵐山の顎を持ち上げ、ひやりと同じように冷たい唇が、嵐山の唇にそっと触れる。
舌で互いの口を薄く開いてから、口内で緩く温まった水が、とろりと嵐山の咽に流れ込んだ。
歌うイヴは綺麗だ。少女にも見えるし、女性にも見える。
イヴのうたう歌は綺麗だ。世界を美しいと歌っている。
貴方の傍で眠り 貴方の美しさに触れ 貴方だけと生きている事に願いを感じずにはいられないと唄う。
海の漣は静かにイヴに拍手を送り続けている。ざりざりした砂は、どんなに払ってもいつの間にか身体に張りつき、靴の中に入り込み、不快であるというのに。

08/10/16(Thu)

嵐山の婚約者

ctime: 08/10/16(Thu) 23:53


貴方達はこれを看て何を思いますか。

そう、私と身体を重ねる直前の絵です。


流石はTo LOVEる の真のヒロイン、何を着ても可愛いですよね。


しかし最近の小学生は体育館でセックスするのですね。
末恐ろしいです。


華奢で未発達な少女と1つになる事 以上に
興奮出来ることがあれば是非教えて頂きたいです。


実年齢は小学生だけど身体は既に出来上がっている少女を
ここまで再現出来る矢吹先生は天才の域さえ遥かに凌駕していますよね。

今後 少年漫画を引っ張っていくのは間違いなく矢吹先生だと思います。

08/10/11(Sat)

Little Crown

ctime: 08/10/11(Sat) 9:56
思春期のお兄ちゃんと、まだ本当の恋を知らない妹………
血の繋がった兄妹だからこそ お互い何処が1番感じるかを潜在的に理解っているのです。

空は完全に闇に包まれている。夕暮れ時には色々な灯りが彩南町を彩っていたが、現在は大分落ち着きを取り戻して行った。
美「あっ…は…ぁっ…んっ、リトっ……//////」
リトの部屋で美柑は彼と身体を重ね合っていた。実の兄に胸を貪られ、妹は徐々に感じて行く。
しばらくして、美柑がフェラチオしようとした時、予想だにしなかった事態に彼女は眼を丸くする。
美「リト……あんた、イくの早過ぎ」
それを聞いてリトは顔を赤く染める。
リトの下腹部にある男性特有のモノの先端から白い水飴の様な液体が溜まっていた。
恥かしい事は重々承知の上で反論してみる。
リ「仕方ないだろ/////攻めてる時も感じちゃうんだから//////」
美「昨日も一昨日もイッたのに?普通あり得ないよ。男の人の精子は3日に1度しか作られないんだから」
口喧嘩でも美柑が1枚上手。兄妹でいる時も男女の関係の時も、この2人の関係は変わらない。
美柑はティッシュで白い液体を取りながら小悪魔の様に微笑む。
美「リトのちんちんってさ、よっぽど私の事が好きみたいね」
ティッシュ越しで美柑にあそこを触られているリトは再び感じてきた様だ。
リ「なっ!!/////どういうイミだよそれ」
息が荒くなり、顔も真赤に染まるリトの反応を愉しんでいる美柑。
美「あんたのアソコ、あたしの裸を看ただけでこんなに固くなってるじゃん。また直ぐ射精(だ)しちゃうんじゃないの?」
妹の膨らみに手を当てる兄。直で触れる肌から鼓動が伝わって来る。

08/10/04(Sat)

Category:THE不毛

最強のライバル現る。

ctime: 08/10/04(Sat) 15:24
昨日の午後から今日の午前中にかけて身体の状態がかなりおかしかったです。

小学生を看ても勃たなくなっていました(勿論イヴと美柑は例外ですが)。


もしかしたら病気?なんて思いつつ青山付近をぶらぶらしていたら
LAWSONの中で3人組みの女の子と擦れ違いましてね。
見た目と身体の匂いからいずれも10〜12歳の女の子だという事は直ぐに理解りましたし、
衣替えはとうに終ったにも関わらず露出度の高い服装で明らかにこの私を誘惑していました。
『物凄く可愛い』事は頭ではちゃんと理解っていましたが、下半身の反応が少し弱い事に気づきました。

やっぱりおかしい―――危機感を覚えた私でしたが、3人の内の1人が容姿も身体つきもそっくりだったのです。
生まれたままの姿でベッドで眠っている事実(セックスをして間もない頃に外出したので)とその娘から流れる処女の匂いにより
彼女が美柑でない事は理解りましたが、本当に似てましたね。
私とリト以外の人間には判別は不可能でしょう。

いつの間にか下半身が美柑や金色の闇と1つになる時と同等に近い大きさと硬さになっていました。
完全に復活したのです。

彼女の方も何かを感じ取ったのか、少しの間お互いを見つめ合いました。
本当に少しの間でしたが、彼女にとっても私にとっても 悠久の刻の流れに思えた事でしょう。

08/10/03(Fri)

色気満点の小学生の妹

ctime: 08/10/03(Fri) 22:59

あたり前の事ですが以前に私が言った『美柑が To LOVEる の真のヒロイン』が確実のものになりました。
小学生にしてあの身体付きは素晴らしいの一言です。

幼いながらもしっかりと自己主張した胸、小学生に相応しい華奢なウエストライン、モデル顔負けの綺麗な脚
そして私以外の精子の侵入を赦した事のない秘部。

女性の魅力を総て揃えた少女など彼女以外にいません。
前回の人気投票で美柑が1位じゃなかったのは
ララ、春菜、金色の闇に関係者が票を入れたからです。

くどい様ですが、ララがリトと同居するまで彼は美柑とほぼ2人きりの生活を送っていました。
もしかしたら、いや、かなり高確率でリトのモノの進入も赦しているかも知れないです。
あのリトが、あんなに可愛い妹と1つ屋根の下で平常心を保てる筈はありません。
私がリトなら犯しています。残念ながら私はリトじゃありませんからね。リトは私ですけど。

幼い妹と全裸でお互いの身体を貪り合うなんて考えただけでゾクゾクしますよね。
膜を破る刻の感触が鳥肌と共に全身に溢れんばかりのエネルギーを与えてくれます。

クールな魅力の幼き妹………金色の闇の服を着た美柑は正に鬼に金棒。
あの春菜でさえ美柑の前では何の魅力も感じなくなる程です。

08/09/21(Sun)

兄と妹の究極の恋愛

ctime: 08/09/21(Sun) 0:46
一度は引退を決意した私ですが、時代の流れが、そして運命がそれを許しませんでした。

ある冬の寒い日。下校中、たまたま一緒になった兄妹は一緒に家を目指す。
「あっ…」
視界を横切った白い物。美柑は足を止めて空を見上げる。
「………」
ジッと灰色の絨毯が敷き詰められてある空を看つめる。はらりと目に飛び込んだものは、先程視界に映ったものと同じ。ひらりと小さな白い結晶が空から舞い降りて来る。
1つ2つ3つ………と。
美柑は、はあっと両手に息を吹きかけた。どうりで今日は朝からあんなに冷え込んだ筈…と、彼女は後ろを向き、少し後ろを歩いていたリトの元へと駆け寄る。
「リト、雪だよ!」
「ああ、そうだな」
リトは自分の所に走って来る美柑を映した瞳をゆっくりと空へと向けた。どんよりと灰色の絨毯を一杯に詰め込んだ雲。その雲から引き千切られた綿の様な雪の結晶が空から堕ちて来る。
今はまだ酷くはないが、そうならない内に帰った方が良いかと再び美柑の方に顔を戻し、その旨を伝えようとしたが
「今日は帰ったほうが…」
「ダメ!」
間髪入れずに返って来たのは否定の意志。
「…まだそんなに降って来てないから大丈夫だよ」
少々驚いたように目をパチクリさせるリトの耳にポツリと小さく遠慮がちに続けた声が届く。
たまに2人で散歩する、町外れにある並木道。季節ごとに四季折々の花や草木も見られる元私有地は今は寒椿が咲いている。
その情報を嵐山から聞いていた美柑はリトを誘い、春になれば美柑が満開の並木道を2人で一緒に歩いていたのだ。
「あと少しで着くと思うし…だから、ちょっとだけ。ね?」
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